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【2017/05/23 02:18 】 |
旅立ちはいつも突然に


「さて」
ローマ郊外の病室。
今日まで入院していた元ASローマ監督であるBucchiiは着替えを済ませて立ち上がるとボストンバックを肩に抱えた。



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【2012/07/01 20:37 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
ほい後始末中(笑) 祝勝会なところで


ローマのとある高級リストランテを借り切って行われている女子ASローマのリーグ優勝を祝う祝勝会。
壇上で高らかにスピーチをするGM初老の男性センシ氏を選手たちは冷ややかな目で見据えていたりしていた。





【2012/06/24 20:06 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
チャンピオンシップで待ってるわ


あの激闘のインテル×ローマの試合から一晩明けた快晴のこの日、ローマにあるホテルから女性たちの声がする。




【2012/06/24 07:27 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
彼の誇り


あの激動の試合から1週間後。
ASローマはホームスタジアムであるオリンピコでシエナとのマッチ。
負傷のカミュ・ファルコーニとリルハ・イルハはベンチスタートだが、他のメンバーは主力をそのままぶつけている。

試合後半35分を回り2-0とローマのリード。やはりスクデットがかかるローマと既にB降格が決定しているシエナとではモチベーションからして違うのか。


テクニカルエリアからベンチに戻った橘恵美がベンチで申し訳なさそうに座るスーツ姿の女性に声をかけた。

「ミステル。交代いいですか?」
「え、ああ、はい、どうぞ……」
その女性、ローマGMの一人娘であるカタリーナ・センシは怯えた様子で何度も首を縦に振る。
恵美は軽くため息を吐くとベンチの選手のひとりを呼んだ。


「いいのか?エミ。アタシ出ちゃっても」
「ええ、やっぱり最後はピッチにあなたがいないとね」
カミュ・ファルコーニは背番号10番のジャージに身を包み、タッチライン際に進み出る。

「カミュ、でも出るからにはちゃんと結果を」
「わかってるってー」

ブランシュ・ドミと交代したカミュは楽しそうにピッチに躍り出る。
そしてその数分後、鮮やかなスルーパスを代歩に通して3点目を演出した。



そしてタイムアップ―


この日、ASローマはA昇格3年目にして初のスクデットを手にした








【2012/06/18 02:55 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
第33節 Internazionale Milano vs Associazione Sportiva Roma 39 混沌の芝

「やっと、つながったな……」


森下茜のパスが清水代歩に通った瞬間、橘恵美の肩を借りてテクニカルエリアで試合を注視していたBucchiiが小さな擦れた声でそう呟いた。

これが狙いだったのか

試合前日、スタメン発表のあと言っていた「希望的観測」とはこのふたりのライン。
プライベートでも試合中でも仲がよく、信頼しあっている茜と代歩であったが意外な事にふたりの間のパスの成功率は驚くほど低かった。いやそもそも茜から代歩への決定的なパスというのは今まで見たことが無かった。

茜からカミュというライン、そしてカミュから代歩というラインは既に確立されていたものだったが、茜→代歩のラインは何故か確立されず、それが中間点にいるカミュの負担を倍増させる結果ともなっていた。仮に茜→代歩ホットラインが既に確立されていればラツィオ戦でのカミュの負傷もなかったかもしれない。



「……奇跡、ですね……」


恵美がそう呟いたとき、不意に恵美の肩にかかる重さが抜けた。
自分の力で立ったのか?
そう思って恵美は横を見たがBucchiiの姿は無い。だが、うめき声が聞こえた。
Bucchiiは恵美の隣でうつ伏せの姿で倒れていた。








【2012/06/17 17:31 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
第33節 Internazionale Milano vs Associazione Sportiva Roma 38 ふたり


―ねえ、代歩ちゃん。覚えてる?初めて出会ったときのこと―

―ああ、忘れるはず無いよ。あれから5年?いや6年かな?―

―そうだね…… ねえ代歩ちゃん。私、気がついたことがあるんだ―

―ん、何に気がついたんだ?―

―私が、ローマに来た理由―






【2012/06/17 05:08 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
第33節 Internazionale Milano vs Associazione Sportiva Roma 37 最後の……



東京都内某音楽スタジオ。
ニューアルバムのレコーディングの後、すぐさまマキシシングルのレコーディングに取り掛かっている「彩」。
新曲のミックスダウンも深夜に渡り、スタッフらと共にメンバーもこのスタジオに寝泊りしていた。

人の寝静まったスタジオ内の休憩室。小さなテレビの光が暗い部屋に漏れていた。
その画面をじっと見つめている美咲鈴音は真剣な眼差しだ。
その時鈴音の隣に人の気配。横を見ると見知った笑顔が両手に温かそうなコーヒーを持っていた。

「鈴音ちゃん、サッカー?」
「あ、はい……ごめんなさい、起こしちゃいましたか?」
鈴音は顔を赤らめて申し訳なさそうに下を向く。その笑顔の主は軽く首を振ると左手に持ったコーヒーカップを鈴音に手渡した。ふんわりと温かい湯気とコーヒーの匂いが鈴音の鼻をくすぐった。

その笑顔の彼は「彩」バンドリーダーでギタリストである。
そして、鈴音の初恋の相手でもあった。その想いは結局届かなかったのだが…


「ふうん、女子セリエだね」
その先輩が鈴音に笑顔のままで聞くと、鈴音は軽く頷いた。
「はい、引退したとはいえ、やっぱり好きみたいです。サッカー」
鈴音は、テレビ画面に視線を戻しながら小さな声でそう言った。




【2012/06/13 11:49 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
第33節 Internazionale Milano vs Associazione Sportiva Roma 36 信じ続けて


茜のミドルシュートの跳ね返りをセンターライン付近で確保したティアナ・バイオレットは笑顔を見せると反転、ローマゴールを向いた。



【2012/06/10 10:30 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0)
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