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【2017/07/25 09:28 】 |
新メンバーに選択の余地はあり(笑)
「はい!ではこちらのお部屋を使ってくださいね。さやかちゃんはこの部屋。まどかちゃんはこの部屋。ほむらちゃんはこっちね」
キャプテン本田飛鳥はクラブハウス3階の選手寮の入り口で新しくトップに昇格した新人3人に指示をする。何か偉そうだ(笑)


「すげ、ひとり部屋なんだ…さすがトップ」
「別に、私はまどかと一緒でいいのに」
「あは、ほむらちゃんそこは突っ込むところかな?」





「そんじゃ、夕方になったら一緒にご飯行こうね。呼びにいくのでそれまでごゆっくり」
飛鳥はそういい残して寮をあとにした。そして残された3人。

周りの部屋の名札を確認するが寮にいるのは飛鳥に鞘子、珠姫に紀梨乃に宮崎、東という5人組。あとは結局SCMに完全移籍を果たした水島密もいるらしい。だがその選手もオフで誰もいない。

トップでそれなりの年俸をいただけるようになると自然に寮を出て行く選手が多いらしい。その辺はかなり自由なのがこのチームの特徴だ。

3人はほどなく寮の公共ロビーに集合した。


「あーっ!暇だ閑だヒマだひまだー!!」
さやかがソファーにもたれて足をばたばたさせている。となりのまどかは苦笑い。ほむらはロビーに据えられている大型テレビの下の棚を探っている。ちなみにこれは去年のファーストステージ優勝の副賞でいただいたものらしい。

「…さすがトップチームよ。TMリーグ全ての試合がDVDで保存してあるわ」
ほむらは1枚のDVDをひらひらさせてそう言った。



去年のセカンドステージ、SCM対DMSの試合。
ダイナマイトメイツ駿河は財政難で2部降格も噂されていたのだがSSSの替え玉問題などの影響もあり2チーム同時降格するとリーグ自体の権威も薄れるという上層部判断から財政支援を運営母体のダナンが引き受けて1部存続。必死の営業活動もあり去年の後期にはダナンの援助も打ち切れるくらいになっていた。

それをある意味助けたといわれるのがセカンドステージからチームに参加、いきなりレギュラーポジションを獲った新人選手。


巴マミ


「ティロ・フィナーレ」と呼ばれる無回転ミドルシュートを武器に中盤を支配する選手。以前このチームに在籍し、現在ベルギーのチームで活躍する牧原選手と同じポジションを任されているところから、「牧原2世」と呼ばれることもある。
だが牧原とは違い性格はとても温和で紅茶好き。ケーキを振舞うのが趣味という少々浮世離れしている面もある。



「すご…」
ビデオで巴選手が35メートルほどのフリーキックを「ティロ・フィナーレ」で押し込んだ部分が映し出される

この3人と巴マミは同じ中学校だった。
中学時代から期待の新人として騒がれていた巴マミと違い、さやかとまどかはその頃からSCMユースで鳴かず飛ばずといった感じだった。マミが中学3年でDMSとプロ契約を結んだ頃にほむらが転校生としてやってきて、SCMユースに加入。学校内ではマミが3人にサッカーを教えていた姿が度々目撃されていた

「やっぱりマミさんは凄い。もうトップチームのレギュラーだもんねえ」
まどかが目をきらきらさせながらそう呟き、いつの間にかまどかの隣に座ったほむらが悲しそうな顔をまどかに向けた。

「あ、いやほむらちゃんも凄いと思ってるよ!うんうん何かかっこいいよねほむらちゃんは(笑)」
「…ありがとう、まどか」

「なんだかなあ、お前はまどかといる時だけは顔つきから変わるな」
「そうよ。私にとってまどかは特別な友達だから」

真剣な顔でほむらに返されるとさやかはげんなりとした表情で首を振るしかなかった。

で、肝心のまどかは両方に愛想笑いを振りまいていた。






夕方になり飛鳥の呼び出しでクラブハウスを出て外に。どうやら飛鳥が奢るらしい。

「いいんですか?私たち結構食べますよ?」
さやかが偉そうに胸を張ってそう言うが負けじと飛鳥も胸を張る。まあどっちも大したことはないのだが(笑)

「平気だよ。これでも日本代表でキャプテンだよ。年俸はそれなりに貰ってるんだから」


「さて、それじゃこれから食べに行くんだけど。うどんとお寿司、どっちがいい?」
「えっと、キャプテンにお任せします」
まどかが優等生的にそう言うが飛鳥は首を振る。

「だめだよー、今日は一応キミたちの歓迎会も兼ねてるんだから。どちらかを選んでねっ!」

3人がぼそぼそと相談し、結論が出たのかまどかがずずいと前に出た。



「じゃ、お寿司でお願いします」





飛鳥の顔が本当に嬉しそうで楽しそうに笑った(笑)


「じゃ、行こうか『波多野寿司Z』にっ!」




 

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【2011/07/03 21:05 】 | Others League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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