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【2017/05/24 22:23 】 |
平穏はつかの間に(色々整理しないとわけわかめなのです)


「あははは、それは寿司を選んじゃったのが間違いだったね」
「ですよお。ひどい目にあいました・・・」
「それならうどん1択だったね。なるちゃん家のうどんは天下一品だよー」
「ま、でもうどん以外何も出ないけどね」
「そうそう、『それが里仲製麺所のクオリティ!』とか言ってね」
「・・・・つまり、どちらを選んでも大した違いはなかった、そういうことですか?」
「えー、マサルさんのお寿司おいしいじゃない。みんなわかってないなあ」
「・・・・・・・・・・・・・」
「・・・・・・・・・・・・・」

「いいかい君たち、ウチの19番を背負う奴はみんなああならないといけないんだぞ」
「・・・・遠慮します」





まどかたち3人の歓迎夕食会?の次の日、クラブハウスグラウンドでは例のルーキー3人とキャプテン本田飛鳥、更にそろそろ退屈になってきたのか室江5人組(紀梨乃、鞘子、聡莉、都、珠姫)も自主練にやってきていて、ちょっとした練習も出来る人数だった。
飛鳥の口添えもあり、3人はスムーズに選手たちと意気投合していった。


「凄い…」
対面パス、三角パスだけで飛鳥たち、いわゆるトップ組達のひとつひとつの動作、トラップからのパス出しの動きのスムーズさや正確さはルーキー3人には別次元の領域に見えた。

「そうかな?意識したことないけどねー」
「まあ、今に出来るようになるから焦ってもしょうがないよ」

密かに打ちのめされた気分のまま練習に励んでいるとグラウンドの隅にスーツ姿の女性の姿があらわれる。
その女性は練習に励む選手たちを確認すると手を振りながら近づいてくる。




「こんにちわ。精が出ますね」
「すみれさんっ!」

野咲すみれ。
SCM事務課広報室勤務。元選手だが試合中の怪我のため選手生活を断念。現在は事務課広報室で集客やイベントプロモート関連の業務に携わる。その他TMFA代表のボランティアスタッフもこなすなど内外で精力的に活動する。

すみれさんはルーキー3人を等分に眺めると本当に嬉しそうな笑顔を見せた。
「初めまして、事務課の野咲です。練習中申し訳ないんだけどユニフォームのサンプルが届いたから、出来たらサイズを確認して欲しいんだけど」
それを聞いた室江組から歓声があがる。

「おーっ、新ユニだ新ユニだー早く見てーなー」
「し、新ユニっ??」

今季SCMはユニフォームをマイナーチェンジする事になっていた。サンプルということはその新デザインのユニフォームが届いているという事だ。

「ええ、新デザインですよ。あと暁美さんたちはサイズ確認も同時にね。健康診断書でサイズはわかってるけど、実際着てみての感覚も確認してもらわないと」
「おっし行こ行こ。サヤー部屋から前のユニ持ってきてよー」
「りょーかいっ!すぐ取ってくるぜー」

結局自主練をしていた全員がぞろぞろとクラブハウスへ。1Fロビーにはそのユニフォームの入ったダンボールともう一人の女性の姿が。

「こんにちわ、みなさん」
凛とした大人らしい雰囲気を持つ女性は選手たち全員に一礼をすると肩口まで伸びた黒髪をかきあげた。

有森瞳美。
SCM事務課統括課長。SCM事務関連のトップに立つ女性である。あのLCC代表取締役神谷菜由に仕事の基礎を教え込んだとも言われる女傑であるが、実は密かに(既に密かではないが)無類のメタルファン。仕事などでクラブハウスに泊り込む事もあるが、その時の朝のモーニングハードロックはクラブハウスの風物詩ともなっている。

「あ、ちょうど良かった飛鳥さん」
「どうかしましたか?」
「これから来期の編成会議をするのよ。監督もGMも先に会議室行ってるのよ。だから飛鳥さんも一緒に」
「ええーこれから新ユニのお披露目がー」
「いいからそんなのはいつでも見れるでしょ。とにかく先に会議室行くわよ。すぐに菜由ちゃんも来るから」

と、そんなやりとりののちに飛鳥は瞳美に引っ張られて行ってしまった。
気を取り直してすみれが段ボール箱からユニフォームを取り出した。

「「「「おおおー」」」」

赤と黒のロッソネロ(縦縞模様)。胸にはSCMのロゴワッペン、そして胸にはメインスポンサーの「J'z-Wave」の文字が白抜きで入っている。今までのユニは黄色で胸スポが入っていたのでだいぶ印象が変わっている。
パンツは黒、そして横に白のダブルライン。ソックスは赤でこれも白のラインがくるぶし付近に入っている。

「白を部分部分に入れたので去年までのより清潔感が出てると思うんですよね」
「いいねーこれかっこえー」


「では、これを着てみてください」
すみれは、まどかに新ユニフォームを渡した。くるりと背中を見ると、「MADOKA」という白抜きの文字と、「22」の背番号が。

「あは、22番だ。中沢とおんなじー」
「背丈も全然ちがうけどなー」
「あの、私の名前が…『HOMUHOMU』って…」
「へへーん、私は何と14番だぜーヨハンクライフの14番だぜー」

わいわいがやがやとサイズチェック。ちなみにこれは全然関係のない話だが代表監督ヨハン・ファンハーレン監督は現役時代ずっと14番をつけていたこともあり、代表の14番には少しばかり思い入れを込めている節があるとかないとか。


「よーっす。楽しそうだねみんなー」
「あ、神谷さんっ」

不意にあらわれたのは神谷菜由。にこにこにこにこしながらユニフォームを見たりしている。背後に小麦色の肌の少女を連れている。


神谷菜由
株式会社LCC(レディ・チャイルド・カンパニー)代表取締役兼TMFA副代表。
元SCM広報職員であり、現在は女性スポ一ツ選手の代理人ビジネスを手がけるやり手の女社長。

菜由はまどかたち3人の前に立ち、次々と名刺を渡していく。
「いい、私の会社は女性スポーツ選手の権利を守る代理人会社です。海外挑戦とかでは特に実績があるから興味があったら連絡ヨロシクねー」


そして颯爽と会議室方面に消えていった。





はい、登場人物整理終了(笑)
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【2011/07/08 21:57 】 | Others League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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