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【2017/10/23 13:30 】 |
極限トレーニング


鹿目まどか、美樹さやか、暁美ほむらの3人は川田知子コーチに言われた時間にクラブハウス入り口に集合した。
「おはようございます」
「おはよう。じゃあ早速行くわよ」

クラブハウスの外に向けて軽く走り出す知子コーチについていく3人。

「どこに行くんですか?」
「グラウンドは整備中だから使えないでしょ。だから別の場所でね」

15分ほど走ると目の前に現れたのは巨大なスポーツクラブ。

「凄いでしょ。世界中のスポーツが楽しめるスポーツクラブでフリーキックゲームもできる…」
「それどこの虹色の青春ですか」






「ひとつ確認するわね。この強化メニューはチーム練習開始前まで休みなしでやるんだけど問題ないわね?」
知子がそう聞き、3人は頷いた。知子は嬉しそうに笑顔を見せるとスポーツクラブの正門をくぐった。


「初めまして、九段下舞佳よん」
「こちらも初めまして、麻生華澄よ」

3人が紹介されたのはこのスポーツクラブの選任コーチであるふたり。以前はSCMのコーチも務めていたことがあるらしい。
「いい、これからは全てこのコーチの言う事を従ってもらうわね。強化メニュー終了までね」

知子コーチは3人を引き渡すとさっさとスポーツクラブをあとにした。残された3人と新コーチ2名。



「さ、じゃあやりましょうか」
「「「よろしくお願いしますっ!」」」

元気な3人の挨拶を見ながら舞佳と華澄はにやりと笑った気がした。




まずはバスケットコート3面分の体育館中2階のジョギングトラック。1周150メートルほどらしい。
「じゃ、笛を吹いたらダッシュ。もう1回吹いたらジョグよん。はいスタート」
ピッ
舞佳が笛を吹き、3人はあわててダッシュ開始。そして規則的に、不規則に笛が吹かれるたびにダッシュ、ジョグを繰り返す。

ピッ!


ピッ!


ピッ!


ピッ!


・・・・・・・

1時間半が経過。
「ほらほら、走る質を落としたら意味がないのよっ!やる気あんのあなたたちっ!!」
「ジョグは休むときじゃないわよん。しっかり走る走るっ!!」


ピッ!

ピッ!

ピッ!

ピッ!


更に1時間経過(笑)
「ダッシュのスピードが落ちてるわよっ!よくそれでトップでやろうなんて夢迷い事言えるわねえ」
「止まるな止まるな!この程度で音を上げるんじゃ大した事ないわねん」


そしてそれから1時間後、
「はーい休憩。1分休んだらまたダッシュ&ジョグはじめるわよっ!」
「水分補給しないとどうなるかわかんないわよ。それくらい自分で考えて補給しなさい」

「え、まだ走るんですか…」
さすがに疲労の色が隠せないさやかがそう漏らすとコーチ2名の顔が笑顔に変わる。

「いいのよ、もうやめたいんならやめても」
「そうねん、またユースに戻ってまったりやってればいいんだからね」
 


「・・・・・やります」




ダッシュ&ジョグはスポーツクラブ閉店前まで続いた。









2日目。
朝からダッシュ&ジョグを2時間こなしたあと、コーチに連れられて別の部屋に。
そこはテニスの壁打ちをするスペース。3人は仕切りで別れ、更に別のコーチが加わって3人体制になる。

「じゃ、さっさと説明するわね。このボールはサッカーボールより小さい4号球。このかごには35個はいってるんだけどね」
華澄がかごからサッカーボールより一回り小さいボールを1個出して手に乗せる。

「これ、投げるからこっちに蹴り返して。35個蹴り返したら集めて1分休憩ね」

と、1個ボールをほむらに投げるほむらは右足でトラップして華澄に蹴り返す。が、既にもう1個投げられていた。

「遅い!全然遅すぎるわよっ!」
左右に、さらに上に下に投げられるボールを休む間もなく蹴り返し、たまに頭で合わせる。


「精度が落ちてるわよっ!これじゃ使い物にならないじゃないのっ!」
「あらん、この程度でトップのレギュラー狙ってるとか笑っちゃうわねんー」


コーチたちの罵声を浴びながら3人は右へ左にボールを追いかける。その練習は夕方まで続いた。


「あい今日はここまで。戻るとき買い食いとか絶対禁止よん。あと歩いて帰るのも禁止よ」

「「「・・・・・お、おつかれさまでした・・・・・」」」



疲労が完全にピークに達している3人は土気色でがさがさに水分を失った肌の顔で深々と一礼し、走ってクラブハウスに帰る。
寮に戻った3人はろくに食事にも手をつけずにそれぞれの部屋のベッドにダイビングする。少しでも疲れを回復させないと明日動けなくなる。





だが眠れない。
体中の筋肉、関節が悲鳴を上げているのがわかる。疲れマックスになると眠る事も出来なくなるということを初めて知った夜だった。

 

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【2011/07/10 16:16 】 | Others League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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