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【2017/05/23 02:15 】 |
1回戦 AS Roma vs Valencia CF 2nd Leg 5


「うーい、これおいしいねえお兄さん」
「だろう、もっと飲みなよお姉ちゃん」
「だー、飛鳥何杯飲んでるのウオッカをーちょっとあんた飛鳥の肩に手回すんじゃねーよこんちくしょー」

「はいはーい、そっちにうどんまわってるー?」
「そこのふたり!うどんなんかどうでもいいから飛鳥を何とかしてくれよー」


後半が・・・

はじまる…






後半開始、双方メンバーチェンジなし。
これはBucchiiにとっては少し以外だった。前回の試合でもこのタイミングで選手の入れ替え、これまでのリーグ戦でもその傾向が顕著だっただけに少し拍子抜けをした。

「ふむ、でもまあ好都合かな」
戦術の大きな変更がない事がBucchiiを安心させた。それは半分は当たりであり、そして半分は間違いだった。






ローマもフォーメーションに大きな変更は無い。だが茜は前半に比べ少し後ろに下がって守備的に振っている。
前半に2点とって2試合でのリードをしたこともあり、残りの時間をしっかり守備して終わらせるというセイフティな考え方というのもある。

ヴァレンシアは前半に比べ、執拗に攻めるという感じもしない。
ローマがきっちりスペースを埋めているおかげでドリブルなりの個人技での突破を許さないというのもあるが、なによりカウンターを恐れている風もある。
左右に散らしながら空くスペースに人を潜り込ませるというリスクの少ない戦術だ。


双方の思惑もあり、試合は停滞する。
30分を過ぎ、そろそろという時間帯。ヴァレンシアが手札を切ってきた。
サイドバックのカローラを下げてロシア人FWであるヴィクトリア・クッシュを投入。システムを3-4-3に替えてきた。
中盤のシェイラとアルーというふたりのOMFをサイドに回してモニシェとアダムを少し前に。佐野倉、ヴィクトリアの前にレニールを置き、2シャドー1トップの形を作った。

これを受けてBucchiiも手札を切る。
オーラ・サネッティを下げてアギー・バックを投入。ビショップがオーラの左サイドに下がり、アギーがトレスボランチの左に入った。明らかにサイド攻撃を警戒した布陣だ。



これで試合が動きだした。
中央付近、センターサークルのあたりでボールを受けたヴァレンシアセントラルMFモニシェが前に出たジーナのタックルをかいくぐって前方にパスを出した。受けたのは佐野倉。だが前に出たジーナとポジションチェンジした格好の茜がマーク。佐野倉は一気にステップアップで抜きにかかったがまたもボールを奪われた。

が、ローマも茜が下がり目のポジション、孤立するツートップという様相から攻撃の形が作れるはずもなく、代歩を狙ったロングボールをヴァレンシアが確保、攻撃が始まる。


時間は35分を過ぎる。
Bucchiiはベンチに座って難しい顔をしている。ピッチ上では佐野倉がまたも茜に勝負を挑み、ボールを奪われたところだった。

「変だよな」
「ええ、ヴァレンシアは佐野倉さんにこだわり過ぎです」
恵美も同じことを感じていたらしい。すぐに答えが返ってきた。

「俺もそれなりにヴァレンシアの試合は見たし研究もしたが、いくら芸術的オフェンシブサッカーとは言え、パスワークもかなりレベルが高いはずなんだ」
「ええ、わかります。だけど今は…」
「ああ、どうしてここまで佐野倉にこだわっているのか・・・そして佐野倉はどうしてそこまでドリブル突破にこだわっているのか・・・」


と、そこで大歓声が響いた。




茜がボールを奪い、左のアギー・バックに渡す。アギーは顔色一つ変えずにパス&ランした茜にダイレクトパス。理想的なワンツーでセントラルMFのアダムをやり過ごすとドリブル開始。
モニシェがチェックに入った瞬間、カミュ・ファルコーニにパスを出した。


(そこに、いるよなっ!!)

カミュはDFのマークを受けながら完全にノールックのまま左足の踵でボールを弾いた。転々と前線に転がるボールに駆け寄ったのが、



清水代歩



エリア手前、DFのプレッシャーのない好位置でボールを受けた代歩が考えたのは、


ゴールに向かうことだけだった。









ペナルティ・エリア内に入る寸前、目の前に立ちはだかったフローナ。代歩は真横にボールを叩いた。そこにはいつの間にか前線まで走りこんだ茜。フローナの意識が分断された。

茜はダイレクトで代歩に返す。フローナを振り切った代歩がエリア内で受ける。


シュー・・・・・・・


エリア内にも関わらずもうひとりのDFベニータがスライディング。足を刈られた代歩の体が宙に舞い、同じようにボールも浮き上がった。

だが代歩はそのまま体を開いてボールを横に薙いだ。
ジャンピングボレーシュートがヴァレンシアゴールを襲う。GKイザベルが横っ飛びでボールに手を伸ばし、僅かに掠めたがボールの勢いが止まらない。

だが掠めた分が活きた。
僅かにコースを変えたシュートはゴールポストに激突。反響音を響かせて跳ね返った。

跳ね返りのボール、超反応を見せたのがひとりだけ。

茜が跳ねたボールに向かってダイビング。頭で合わせた。




後半36分、ローマが3点目を奪う。
森下茜はローマ移籍後初のハットトリックを決めた。



 

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【2011/07/15 20:59 】 | Champions League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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