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【2017/05/24 22:24 】 |
第29節 AC Miran vs AS Roma 1



スタディオ・ジュゼッペ・メアッツアの愛称は「サン・シーロ」であり、こちらのほうがより万人向けとされている。
8万2000人収容の大スタジアムであり、現在インテルとミランがそれぞれホームスタジアムとして利用している。
1990年の大改装の際天井に透明な屋根をつけたのだが洗浄機能が無かったため雨や埃で汚れ、日光を遮ったために芝の育成が困難になっているという。

元々労働者階級にサポーターが多いミランであるが故、ミラニスタは非常にがらの悪い事でも知られている。
ロマニスタのがらの悪さも引けをとらないので、毎回この試合では以前の事故のことも併せてより厳重な警備が行われている。


電光掲示板に今日のスターティングが発表され、スタジアムがどよめいた。



AS Roma
GK 1 プレシャス・デーデ
DF 3 キッカ・コスタクルタ
DF 4 パオラ・ファウネル
DF 16 サンド・フィオーリ
DF 17 ローザ・ベルガメリ
MF 6 ジーナ・デル・サルト
MF 19 森下 茜
MF 8 オーラ・サネッティ
MF 7 アギー・バック
FW 21 リルハ・イルハ
FW 9 清水 代歩


AC Miran
GK 1 ニーナ・ヴァレンティノ
DF 15 レージィ・ボスクメルク
DF 4 ジゼラ・バレージ
DF 2 コルネリア・アウリシッキオ
DF 21 ジャンナ・ブレシネス
MF 12 カルア・クオーレ
MF 6 ライラ・ニーラー
MF 7 アウグスト・KK・コーチャ
MF 8 サラス・イナベルツ
FW 11 マレク・ファンバステン
FW 9 ボナンザ・アルテミス



カミュ・ファルコーニは今回も起用は見送られた模様であったが、控えメンバーには名前が入っていた。



「で、そのチビスケは?」
「来てねえ」

その言葉にロッカールーム内が騒然となる。だが監督であるBucchiiが手を叩いてそれを静めた。

「カミュは今橘が探しに行っている。来てやれそうなら交代させる。だがな」
Bucchiiはここでもったいぶって言葉を切る。
「お前たちも知ってのとおり、ここでカミュは事故を起こした張本人だ。どれだけのプレッシャーをかけるかはわかってるよな」

「わかってます」
それに答えたのは森下茜だった。
「それでも、やらないといつまでも彼女自身が殻を破れないし先に進めないです」
それはこの先のローマダービーで自分がどれだけのブーイングを受けるかをわかって言っているんだろう。


「よし。それじゃ行って来い」
Bucchiiが手を叩き、選手たちが立ち上がる。
ピッチに進み出ると唸り、空間を巻くような大歓声。そして茜が姿を見せた途端、それが呪いのこもったブーイングに様変わりする。

「すげえな」
「あは、相変わらずだねここは」

そうだ、ここは以前ラツィオに移籍したばかりの茜が残留を賭けて、そしてミランがスクデットをかけて最終節を戦い、ミランは茜ひとりに敗れたといっても差し支えない内容でスクデットを逃している。
だからこそのブーイングか。かすかに震える茜の右手を代歩は握った。







『こちらウルズ6、現在異常なし。っていうか躍動する若い肉体をもっと見てえよ』
『遊びじゃないんだぞウルズ6。こっちも異常なしだ』
『うむ、躍動するのが見たいのなら現役女子高生のキルシェがあとでたっぷり見せてやるぞ』
『あー…遠慮しとく。どう考えても俺の考える躍動とは程遠い』
『ふむ、残念だ』

そして、今回ある人物の依頼によりスタジアム内に傭兵部隊「ミスリル」の兵士が入り込んでいるのは殆どの関係者が知ることはなかった。



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【2011/07/26 20:30 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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