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【2017/10/21 23:06 】 |
決起会前日、とある酒場にて


「というわけでまあ飲みなさい亜季」
こぽこぽこぽ
「くわー、これのために仕事やってるようなもんだよねー亜季」
「まあまあ食いねえ食いねえ。今日は菜由ちゃんが全部奢っちゃうぞ」




場所は新横浜。決起会を前日に控えた夕方だというのにTMFA副会長である神谷菜由は九州から前日入りを強要した春日スプリングサンズ広報の翠川亜季と酒を酌み交わしていた。
ちなみに―菜由がいるところキルシェあり―のキルシェもやっぱり同席していた。。未成年なので烏龍茶をちびりちびり。

「んで、わざわざ決起会前日に呼び出したんだよ。何かあるの?」
亜季は勧められたビールをあおりつつ菜由に聞く。どうやらあまり機嫌のよろしくないようだ。生理か?

「えー、用事がなきゃ私と亜季はお酒すら酌み交わせないの?そんなのってあんまりだよーヨヨヨヨ…」
「はいはい嘘泣きすんな。別にアンタと飲みたくないって言ってるわけじゃないよ」
「ま、話があるのは事実だけどさ。その前にちょっと腹ごしらえだよ」
「しかしあんたも変わらないね。副会長になって威張り散らしてるかと思ったのにね」
「あはは、副会長なんて肩書きだけよ。テッサが基本的に全部やっちゃう子だから私はたまに文句言ったりするだけよ」

テーブルには刺身にから揚げ、大きなサラダがある。菜由と亜季はそれぞれ小皿に取り分け、手元のビールを手酌しながら話している。
そういえば菜由と亜季が飲んでいるのは何度か見ているが他の人と飲んでいる時はビールを注いだり注がれたりしているのだが。

「わかってねーなキル、手酌が楽なんだよ本当は」
「そうそう、亜季と飲んでるときまで気なんか使えねえって」




「でね、本題なんだけどね」
菜由は少し声のトーンを落とした。亜季も少しテーブルから身を乗り出す。
「門倉千紗都の件について」


「あー」
「奴は毎年決起会とか飲み会系には必ずあらわれるわ。恐らく今年も」
「3年前の『めいどっ!』には参ったよね、恥ずかしかったよあたしゃ…」
「ということで今年は千紗都包囲網を敷き、奴を完全に包囲する」

そこまで言うと菜由はぐいっと焼酎をあおる。

「でもさ、ライデンはシーズンインでしょ?オランダから来るかね?」
「ふふふ、ところがギッチョンチョンなのですよ亜季ちゃん」

菜由が懐から1枚の写真を出す。それはどこか空港の到着ロビーの写真。
中心に写っているのは…

「これ、今日の成田の監視カメラの画像。テッサに協力してもらって入手した」
「間違いないわね、千紗都だわ…てかこれ色々まずいんじゃないの?」

「いいのいいの、とにかく千紗都は日本に来てる。明日の決起会に奴は必ずあらわれる」
「で、どうすんのさ」
「これを見て」

更に菜由は明日の決起会資料を出す。百科事典ほどの厚みの資料の中から目的のページを開くと亜季に見せる。

「来賓…門倉千紗都様って…」
「ふふふ、いつもいつも無断侵入とかされちゃTMFAの面子が立たないってのさ。だから今年は先手を打ったのよ」
「あんた…」
亜季が頭を抱えている事にも気がつかずに菜由は熱弁を振るう。

「これなら千紗都といえど正規に入場せざるをえない。しかも来賓席は私やテッサのお隣さん。首根っこを掴んだも同然!!」
「今回こそ奴をぎゃふんを言わせてやるわ。アーハッハッハッハ…」




亜季は呆れかえった顔でキルシェの顔を覗く。キルシェは同意の意味で頷いた。

この作戦、絶対失敗すると思う(笑)




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【2011/08/31 21:35 】 | Killshe's story | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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