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【2017/07/26 19:41 】 |
TMFAグランドチャンピオンシップ 2


試合は後半に突入。
現在は2-0でWoody Bell'zがリードを奪う展開。
前半開始早々にフリーキックを井上が直接押し込むと12分にスルーパスに抜けた後藤がミドルシュートを決めて一気に2点差をつける。このまま大量点差をつけるかかと思ったがSCMのDFラインは持ち直し、その後は決定的なチャンスを作られるがGK東の奮闘もあり何とかこの点差を維持している。




きっつい。
私の脳裏にはそんな感情しか芽生えなかった。
開始早々、鈴音さんの件もあり体を硬くしている私たちに速攻で襲い掛かったWBLの攻撃陣はやはり「舞台慣れ」をしているとしか言えない。

でも鞘子さんを中心としたDFラインが持ち直したのは正直意外だった。
広島に移籍した水無月さんに代わって今季最初からDFラインを統率していたのは代表DFの草薙さんではなく、それまで控えに甘んじていた鞘子さんだった。
HANからレンタルで獲得した水島さんと3人でDFラインを構築。きっと適正がよかったのだろうか、

「私は出来る子!!」

とか叫びながらファーストステージ制覇の原動力になってくれた。
きっと紀梨乃さんが近くにいたのも良かったのだろう。
序盤の2失点で気落ちしていた鞘子さんを励ましたのも彼女(本当はキャプテンの仕事なのですが)。付き合いの長い紀梨乃さんが傍にいるだけで鞘子さんはまた、「出来る子」になるんだろう(笑)

GKのサトリンも良くがんばってくれている。
守備ブロックのなるちゃんは右サイド芹華さんのあがりも引き出している。アジアスーパーカップでは宮藤さんの影で控えに甘んじていたけどこれくらいは出来る子なんだから。
逆の紀梨乃さんも付き合いの長いタマちゃんの攻撃性を引き出すように動いてくれている。

はじまってすぐわかった事だけど中盤中央の叩き合いではどうやら分が悪い。WBLのサイド攻撃は脅威だけど相手も3バックで裏のスペースを狙うしか活路は無い。
外に開いてクロス、もしくは守備ブロックを開かせてから鈴音さんのスルーパスに賭けるのも手だ。
でもそれをやるには中央でタメを作れないとだめだ。ミヤミヤにやってもらうのもいいけどもう少し後ろの部分で出来ればバックラインの引き出しも期待できる。

私がやらないと


攻撃プランは出来ているのだけどWBLの攻撃が苛烈すぎてそのきっかけもつかめない。
まずは止めないといけない。

「鈴音さん、出来る限り前線で踏ん張ってください。パス、出します!」

私は大きな声でそう言うと鈴音さんが頷くのを視界の隅に確認しながら自陣の守備に戻る。
さーてどうしよっか(笑)
パスするって言ったもののプランが立たないです


右サイドライン際、森井さんが突破を図る。なるちゃんがコースを切って芹華さんが1対1を仕掛ける。私は中央のパスコースを切る。スピードさえ殺せばあの森井さんだって簡単に抜いたりは出来ない。
思ったとおり後ろの千葉さんに戻す。

速いチェックを心がけよう

鈴音さんとミヤミヤで挟み込む。
この人に考えさせる暇を与えちゃだめなんだ。少しでもルックアップの余裕を見せれば正確無比なロングフィードが飛んでくる。
千葉さんが近くの藤崎さんに預ける。こっちも早く寄せる。私とタマちゃんだ
寄せきる前に藤崎さんが前に出す。ここは井上さんに出す1手。これは読める。


紀梨乃さんが素早い動き出しでそのパスをカットする。さあきたぞー


攻撃のスイッチをオン。
左で受けた。芹華さんは後ろに下がり、左サイドから組み立てはタマちゃんを中心に決めた。
紀梨乃さんから突破を図るタマちゃんにパス。私はフォローの動きを心がける。
タマちゃんは女子代表監督ファン・ハーレン監督に言わせれば、「世界最高峰のサイドプレイヤー」だそうで。
確かにスピードもテクニックも段違い。これでオタクじゃなければ完璧です(笑)

スピードのあるはずの陽ノ下さんを一瞬で抜いた。すごい!
でもすぐに藤崎さんが追いついた。タマちゃんはフォローの私にバックパスしてすぐにサイドのスペースを突破。私は-

ダイレクトでゴール前にロングパス。
届いてよ、私の想い!


ロングパスはゴール前のミヤミヤに届いた。
ミヤミヤは後半戦にスタメンを確保した。非常に怖いきっつい人なんだけどモデル級のルックスで外面がいい。
でもこれまで人知れず一杯努力を重ねてきたのはみんな知っている。
今はSCMのワントップを十分勤め上げられる実力があるのは間違いない。

ミヤミヤはWBLのDFと空中で競りながら私のロングボールを頭で合わせる。ぼーるは後方に落ち、それに駆け寄るのが鈴音さん。体を開いてダイレクトでボレーシュート。
ゴール左隅に物凄い勢いで飛ぶ。GKの八重さんも超反応で横っ飛びするけど間に合わない。


だけどコースが厳しすぎた。クロスバーに直撃ボールがシュートの勢いそのままにまっすぐ跳ね返る。


詰めろ、詰めろ!!


跳ねたボールをトラップしたのは紀梨乃さん。だけどボールの勢いが強すぎてトラップミス、胸から大きく跳ね上がる。
跳び込むWBLセンターバック清川さんだけど紀梨乃も頭からボールに飛び込む。
ぐちゃりと嫌な音がした。

ボールは勢いを殺されながらもゴールラインを超えてマウスに収まった。
歓声、歓声が沸きあがる。


でもそんなどうでもいい。
エリア内で顔を押さえてうずくまる紀梨乃さんの元に駆け寄った。
周辺には血が跳ねて緑の芝を汚していた。



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【2011/06/12 17:06 】 | Others League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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