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【2017/07/26 19:42 】 |
第31節 AS Roma 対 Lazio 8 バックステップ&ダッシュ!


シルビアからのパスを受け、アンジェリカがゴールに体を向けようとするが挟み込むようにパオラとウィルマが張り付く。

「ちっ!」

アンジェリカは諦めて後ろに戻すがそのバックパスをジーナ・デル・サルトが読みきってカットした。

(時間が経つほどに嫌らしいディフェンスになっていくな…)

アンジェリカはあの先制点以降シュートすら打ててない事に苛立っている。
明らかにローマのDFが凄みを増している事に気がつきながら、アズーリのFWであるというプライドがその事を認めなかった。





ジーナから右のアギー・バックに。

「くっ、今度は右かっ?」

ラツィオ左サイドを守るジェシカ・クロウドは舌打ちをしながらアギーに向かう。アギーはドリブル突破の素振りから一転中央を茜に送る。茜から左の代歩へ。
左サイド代歩は受けざますぐにエリア内に向けてロングボールを蹴りだした。それを追うのがオーラ・サネッティとカミュ・ファルコーニ。
だがボールはそのままゴールラインを割る。



きちんとゾーンDFを形成しているのであればこの次々と入れ替わるようなポジションチェンジは対応できるはずであり、事実ラツィオ選手の中で多少の混乱はあったが総じて言えば守りきれている。

ただ、これを繰り返すうちに段々とある部分で「ズレ」が生じてくる。それが目的だった。



中央にポジションを戻したアギー・バックから前線に楔のパス。代歩が受けて左に出し、サイドを駆け上がったオーラ・サネッティが受けたがニキータが張り付く。サイドライン際だったが真後ろに戻し、サイドに移動していたジーナに渡った。ジーナから中央のアギーに戻す。


ここでオーラがゆったりとした動作で中央に切れる動き。当然ニキータはついていく。

左サイドにスペースが出来た
ヴィルヘルミナが気がついたがアギーからそのスペースに長いボールが放たれた。
ニキータが守っていたはずの左サイド。だがニキータは中央に切れ込んだオーラに着きっ放し。本来のゾーンDFならばサイドMFが中央に切れる動きの段階でヴィルヘルミナなりエルザなりにマークの引渡しをするべきなのだがニキータはオーラへの対抗心とこれまでのポジションチェンジによるポジショニングの乱れから明け渡しにミスを生じさせた。

それを見逃すはずが無い。奴ならば





左サイド深い部分でジャンプしながらボールをトラップしたのはカミュ・ファルコーニ。
センターバック左を守るデイジー・アルマーニが舌打ちをしながらカミュに向かう。ニキータは苦虫を噛み潰したような表情だがそのままオーラのマークを継続する。ここで強引にポジションを修正すれば今度はオーラがノーマークになってしまう。


「カミュ、こっちだっ!」


オーラが左手を上げた。そして手を上げたまま真後ろにバックステップ。1歩、2歩、

ニキータもその動きについていく。
ここでオーラがニコリと笑い、ニキータに顔を向けた。


「わかってないな、やっぱりわかってない」


その瞬間、オーラが溜め込んだ力を解放するかのごとくエリア内に向かってダッシュ。一瞬でニキータの脇を駆け抜けてエリア内に侵入した。


わかってないよニキータ
カミュが後ろにパスなんか出すはずがない。
アイツはいつだって前にしかボールは出さないんだよ



オーラがエリアに侵入。そこを守るはずのデイジーはカミュに向かっていた。
そして、オーラの足元にカミュからのパスが届く。
左足インサイドでトラップ。驚くほど柔らかいタッチでボールが足元に収まった。
スピードを緩めることなくゴールに向かう。コースを潰そうとするレミ・クロスティも追いつけない。
GKエリーゼ・フルガルが飛び出す。滑り込みオーラの体ごと弾き飛ばそうと両腕を広げた。

ここでオーラ、右足のアウトサイドでボールを弾いて右にスライド。飛び込んだフルガルの体ごとかわした。


全ての障害をかわしきったオーラの目の前には無人のゴールしかない。左足のインサイドで軽くボールを叩き、ゆっくりと転がったボールはゴールネットに収まり、ぱさりと音を立てた。



後半24分、ローマの同点ゴールの瞬間だった



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【2011/10/18 22:10 】 | LEGA-CALCIO 2009-2010 | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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