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【2017/05/24 22:22 】 |
決勝戦、その世界に踏み入れる


佐賀県鳥栖市。
鳥栖駅目の前にあるこのスタジアム、「ベストアメニティースタジアム」。通称ベアスタ
満員の観衆5万人で膨れ上がった(本当は2万5000らしいのですがどうやら拡張したら(略))スタジアム内に足を運び入れると途端に大観衆の声に迎えられる。
初めての体験に少々戸惑うSCM新人3人組のまどか、さやか、ほむら。

「…すっげ、なんだこれ」
「歓声で揺れてる感じがするね…これが」
「そうよ、これが決勝戦よ」
そう言いながらもほむらの声はうわずって、震えていた。





両チームの試合前の練習も終わり、スタジアムの電光掲示板にスターティングメンバーが表示された。

ダイナマイトメイツ駿河

GK 1 香坂 麻衣子
DF 6 二見 瑛理子
DF 3 水谷 由梨香
DF 21 扇ヶ谷 鉄子
MF 2 楠瀬 緋菜
MF 4 水澤 摩央
MF 9 音無 夕希
MF 12 向井 弥子
MF 7 巴 マミ
FW 18 佐倉 杏子
FW 11 風間 こだち


Sharp&Crisp武蔵野

GK 1 東 聡莉
DF 3 桑原 鞘子
DF 4 草薙 忍
DF 18 川添 珠姫
DF 17 江藤 和代
MF 6 里仲 なるみ
MF 19 本田 飛鳥
MF 8 丘野 陽子
MF 7 神条 芹華
MF 20 暁美 ほむら
FW 9 宮崎 都



DMSはいわゆる標準どおりの3-5-2のベストメンバー。高さ良し速さ良し遠距離も良しと非常にバランスの取れた布陣。
SCMはこちらも従来の4-5-1の布陣だが桜花杯1回戦のように暁美をトップ下に置いて本田、里仲をダブルボランチとし、アンカーを置かない。1発勝負の決勝戦ということもあり、攻撃力を意識したものか?


そして、歓声がひときわ大きく唸りを上げた。
両チームの選手たちが入場してきたからだ。


「うわ、凄いね可莉奈」
「ああ、流石は決勝戦だな」

メインスタンドに陣取った春日スプリングサンズの面々、その中でキャプテンの春日つかさが嘆息を吐き、可莉奈がそれに冷静に答える。
緑色のピッチに赤と黒のユニフォームのSCM,そして黄色一色のユニフォームのDMS。センターサークル中央に並んで握手を交わして記念撮影。段々とボルテージが上がってくるさまが手に取るようにわかる。




ピッチに選手が散る。そして中央には両チームのキャプテンである本田飛鳥と水澤摩央が向き合う。主審のコイントスでキックオフはDMSが獲得。ふたりは握手を交わす。

「よろしく飛鳥、勝たせてもらうよ」
「それだけは譲れませんよ、摩央先輩」

同時に笑顔、そして摩央はウインクを投げてから仲間たちの元へ。飛鳥も仲間たちを呼んで円陣を組んだ。







「さて、遂にこの日が来ちゃいました」
円陣の中、飛鳥がそう呟くと選手たちから僅かな笑いがこぼれる。
「ここまで悔いのない練習もしたし、試合もしました。だから」

飛鳥は言葉を止め、大きく息を吸った。

「勝ちましょう。優勝カップを再び横浜に」


気合の声と共に円陣が解かれる。選手たちはそれぞれのポジションに散る。
前を見ると既に黄色のユニフォームたちはピッチに散り、センターサークルには赤い髪の佐倉杏子と長身の風間こだちがボールの前に立ち、笛の音を待ち構えていた。


主審が右手を大きく上げて笛を口に取る。


甲高い笛の音
歓声が怒涛のように舞い上がる。

桜花杯決勝戦、いまここにはじまる―



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【2011/11/14 11:22 】 | Others League | 有り難いご意見(0) | トラックバック(0)
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